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【2015年度+R個人奨励奨学金採択者】林俊之介さんインタビュー

元野球少年が目指す、トレーナーという道

林俊之介さん(スポーツ健康科学部4回生) 全米アスレティックトレーナー協会の認定資格であるATCの取得を目標に、2016年秋からはUniversity of North Carolina at Charlotteへ進学予定。

林俊之介さん(スポーツ健康科学部4回生)
全米アスレティックトレーナー協会の認定資格であるATCの取得を目標に、2016年秋からはUniversity of North Carolina at Charlotteへ進学予定。

■トレーナーとの出会い

ピッチャーとしてプロ野球選手を目指していた僕がトレーナーを志すようになったきっかけのひとつに、高校生の時に負った怪我があります。高校は立命館宇治で、僕が2年生の時に甲子園に出るような野球の強豪校でしたが、僕自身は慢性的な怪我を引きずっていて、公式戦には出ることができずくやしい思いをしました。それでも正しい動きを身につければ大丈夫だというドクターの言葉を信じて大学でも野球部へ。肩と肘が痛んで思うように投げられない僕に親身になってくれたのが大学で出会ったATCの方でした。学部の授業でもトレーナーの役割について学ぶ機会があり、バレーやサッカーなどメジャーなものから、ロデオといったマイナーなものまであらゆるスポーツでの必要性が紹介されていました。その中でアメリカのNASCARというモータースポーツにもドライバーを支える体制があると知った瞬間、それまで野球が全てだと思っていた世界が一気に広がったように感じました。幼い頃からモータースポーツを観るのは大好きだったのですが、加速やコーナリングなどで戦闘機なみの負担がドライバーの身体にかかっていることを改めて知り、だったら彼らをサポートする仕事に就きたいと。この時の直感に従って、ATCへの道一本に突き進んでいます。

■部活でもプライベートでも

ATCの資格を取ると誓ってからは、2・3回生の時はラグビー部、4回生の時はアメフト部の一員として活動しました。学生トレーナーはATCが組んだメニューをわかりやすく伝える立場なのですが、自分が怪我で苦しんだこともあって、リハビリには特に熱が入りましたね。アキレス腱を切った選手が11カ月ぶりに練習に戻った時のイキイキした様子なんかは、見ているだけで自分ごとのように嬉しくなりました。他にも、色んなトレーナーに直接会いに行ったりセミナーに参加して、わからない話があれば持ち帰って大学にいるATCに質問したり。特にモータースポーツは自分からアプローチしないと接する機会がありません。鈴鹿サーキットの医師団長の講演会を名古屋まで聞きに行き、半ば強引にご挨拶したこともありました(笑)

■猛勉強の末に手に入れた渡米切符

2回生の時に+R個人奨励奨学金を使ってLAのトレーニング施設でのインターンシップに参加しましたが、メソッドがきちんと確立されていることに驚き、資格を取るためにはNASCARの本拠地であるアメリカで学びたいと思うようになりました。それまで野球一筋だった分、英語には苦労しましたね。大学のTOEFL講座やフィリピンでの語学留学を経て、学生・社会人問わず色んな人が集まるTOEFL勉強会に顔を出すように。そこでは同じテキストを繰り替えし何度も解くのですが、スポーツの練習とも通じるところがあって、気付けば寝食と部活以外はずっと英語の勉強をしていました。おかげでスコアも飛躍的に上がり、モータースポーツへのトレーニングに力を入れているアメリカの大学への進学が決まりました。人気のコースを受講するには入学後に厳しい選考をクリアしないといけないのでまだ安心はできませんが、夢に一歩近づけたと思っています。

■背中を押してくれた+R個人奨励奨学金

僕のようにそれまで打ち込んできたことに挫折した経験を持つ人って少なくないでしょう。僕が新たな道に踏み出せたのは校友会未来人財育成基金をはじめとする財政的支援があったから。アメリカでのインターンもフィリピンへの語学留学も、+R個人奨励奨学金がなければ叶いませんでした。多くの人に怪我なくスポーツを楽しんでもらいたいというのはもちろんですが、母校に恩返しするためには何としてもモータースポーツドライバーのトレーナーとして活躍して、同じようにトレーナーを目指す後輩に自身の経験を伝えて行きたいです。

学生トレーナーとして活動中のひとコマ

学生トレーナーとして活動中のひとコマ

大好きなマシンを前にテンションアップ!

大好きなマシンを前にテンションアップ!

※+R個人奨励奨学金とは?
正課や課外活動の枠組みを超え、学生の主体的な学びを育成する立命館大学の奨学金制度。校友会未来人財育成基金の使途としても活用されています。

立命館大学校友会

未来人材育成基金では皆様の善意を「GIFT」と呼んでいます。

感謝の気持ちを込めてご支援頂いた 方のお名前と金額を掲載しています。

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